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 (Japanese)一般財団法人佐渡文化財団は、「佐渡の豊かな文化を守り、未来に引き継ぐとともに、文化資源の活用を通じ、活き活きとした地域住民の暮らしの実現に寄与すること」を目的に、平成30年7月に設立され、貴重な伝統文化の継承・活用・発信を柱に事業を進めてまいりました。
 一方で、事務処理手続きの不備や組織内マネジメントの欠如等により、多くの市民の皆さま、関係者の皆さまにご心配をおかけする結果となってしまいました。それを受け、昨年度には佐渡市並びに有識者の委員の皆様により、当財団の立ち位置と今後の方向性について検証していただきました。その結論として、「文化財団には、佐渡の豊かな文化の保存・継承と活用を目指すことが必要であり、民間活力を活かした、市民と一体となった地域づくりを率先して進めていく役割が期待される」とのご指導をいただいたところです。
 この度、当財団の理事が一新され、わたくし笹本が理事長を仰せつかることになりました。これまでの文化財団の運営により蓄積された人脈や知識などの財産を活かすとともに、これまでの反省点は教訓として新たな再出発にしたいと決意した次第です。
 具体的には、取り組むべき事業の精選や組織・事務局体制の見直しを行い、特に役員や事務局間における情報共有の強化、さらには監事によるチェック機能の強化を図ることを当面の改善策として打ち立てました。
 以上の点から、設立4年目となる今年度は新しい出発の年ともいえます。当財団の果たすべき役割と使命を再確認し、市民・地域・行政をつなぐ組織に向け、足元の取組を一歩一歩着実に進めてまいります。
市民、関係機関・団体の皆様には、なお一層のご理解とご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。

 令和3年6月30日

一般財団法人佐渡文化財団
代表理事 笹本 芳廣